先日、ブレーキパットエラーのアラームが出たが、入手した診断機C110で診断すると、ブレーキフルードのレベルが低いとのエラーが出ていた。
ちなみに、下の2つは先日のバッテリー交換時に出たものか。
これに気がついた日に自宅でフルードを追加。
追加しただけだはインジケータのアラームは消えず、診断機でエラーを消去すると、エンジン始動前に出ていたリフトアップのイラストは消え、ハンドブレーキランプは点灯するものの色が赤ではなく黄色に。
診断機をかけてみると、ブレーキパッドエラーに変化していた。
これも診断機で消すと、更にエラー内容が変化
更に、トリップメーターを長押し後に、BCスイッチを操作してエラー解除してみると、ハンドブレーキのエラー表示も消えた。
大丈夫なのか不安だったが、結果的に言うとブレーキセンサーの電極が見えてた事からすると、エラーが消えたのがちょっと疑問かな。
今月、中古で購入後初の車検となるが、ミニ専門ショップで色々見てもらうことも考えたが、ブレーキパッドエラーが出たこともあり、やはりもう少しこの車の仕組みを理解するために、車検はユーザ車検とすることにした。
ということで、T4でお世話になってるT4まいすたぁさんに。
部品がなかなか届かず、ギリギリまで待って、日曜日の午後整備に。
リフトに乗せて、一度下回りを見ようとしたが、ミニを上げるのは、車高が低く、また、アームの位置の調整も大変だったので残念ながら今回は諦めた。
まずは、アラームが出ていたフロントブーキのディスクとパッド交換。
1)取り外し作業
①ジャッキで車をあげ、タイヤを外し、ハンドルを切って作業しやすい状態に。
②供回り防止のために17ミリで押さえつつ、13ミリのボルトを2つ外してキャリパーを外す。
ブレーキホースに注意して、地面に固定。
なお、左前輪にはパッドセンサーが付いてるので、これを先に外しておいた方が作業がしやすいが、今回は固着していて絶縁部分が割れたので、新品用意しておいた方が無難かな。
③古いブレーキパッドを外す。
④16ミリのキャリーパー抑えのボルトを2つ外しディスクだけの状態に。
16ミリはあまり使わないので、自分の手持ちがあるか事前の確認が必要。
⑤ディスクを固定している、T50のトルクスネジを外すて、ディスクを外す。
⑥エアーやパーツクリーナーで、外したところや部品を掃除。
⑦パッドセンサーは、タイヤハウスの内張りの奥で接続されてるので、タイヤハウスを留めているプラねじをいくつか外し、少しめくるようにして下から覗き込み位置を確認。
下から手を入れ、コネクター部分を引き外す。
⑧キャリーパーに古いパッドを挟み、キャリーパー戻しでキャリーパーのピストンを一番奥まで戻す。この時、ピストンが押されることで、ブレーキフルードがタンクから溢れないかを確認しながら作業のこと。必要があれば、フルードを抜きながら作業。
2)取り付け作業
①新しいディスクをつけ、T50のトルクスネジで固定。
②新しいパッドセンサーのコネクタ部分を取り付ける。
③キャリーパー抑えを16ミリのボルト2本で固定。
④新しいパッドの可動部をグリスアップ。この時、古いパッドのどの位置が可動部になってるかを確認すると良い。
また、パッド面グリスが付かないように注意。
⑤新しいパッドをキャリーパー抑えの溝にセット。向きに注意。
⑥キャリーパーを挟むようにキャリーパーをセットして、13ミリのボルト2本で固定。
このとき、ブレーキホースを捻らないように注意。
⑦16ミリのボルトと、13ミリのボルトをマーキング。
⑧タイヤをつけ、タイヤハウスのプラねじをつけてジャッキを下ろす。
⑨ブレーキを何度か踏み、フルードレベルをチェックして終了。
ネットによれば、ディスクの限界値は20.4ミリとのとこだが、測ってみると20.2ミリ。
ディスクにある限界を知られる溝までは、あと2ミリくらいはありそうだが、今日の午前中に届いたのでディスクも交換。
ちなみに、新しいディスクは21.05ミリ。ほとんど差はない
古いパッドは残り約3ミリ。新しいパッドは約12ミリ️
パッドセンサーは固着していて、外すのが大変だったが、外してみると削れて少し電極が見えていた(^^;;
前輪ブレーキ整備、リアブレーキの確認、前輪ブッシュの確認までで、今日の午後作業は時間切れ。
DIXCELのディスクとパッドに変えてダストが減ってくれると良いのだが。